こんにちは。
チームラブの木脇でございます。
早速ですが、
自分が所属していない業界のことは、
誰だってよくわからなくて謎だらけだと存じます。
その中でも、
消費者がダイレクトに気になるのは、
商品価格の不思議だと思います。
特に、高額商品に関しては、
どうしてその価格なのか?
気になりませんか?
もともと幾らなの?
高額が当たり前になりすぎて、
その価格が当たり前になりすぎて麻痺してしまう。
「麻痺」
こういうこともあるのだと思います。
特に、婚礼衣裳は、結婚式という一大イベントにて
纏う、一生に一度の衣裳ゆえ高価だと「思い込み」ます。
ひとつの「感情商品」ですから、
何の疑いも持たないと思います。
新郎様(男性)が、
「ドレスとか、どうしてこんなに高いのですか?」
と、リアルに質問される方もいらっしゃいます。
そんな時、現場のブライダルスタイリストは、
正しい答えをもっているのでしょうか?
料金に関しては、「正しい説明」が必要です。
ごまかしはききません。
あたりまえですが、ごまかせばばれます。
お客様には、常に真摯にこたえなければいけません。
「正しい説明」ができないと信頼関係はできません。
ここまでは、今日のタイトルの前置きです。
このように、「感情商品」「麻痺」などと話すと、
お客様にはよくわからなくて、
なんだか
ごまかされている気持ちになりやすいと思います。
現場のブライダルスタイリストも、
同じような感覚を持ち合わせているのだと思います。
すると
「正しい説明」が、できないことが多くなります。

結論から言うと、
同じドレスでも、
衣裳店によってレンタル価格がちがう場合があります。
社会において、商品の価格が違うのは普通にあります。
同じ事です。
これにより、価格合戦が行われます。
これも競争社会の世の常です。
婚礼のレンタル衣裳だけで言うと、
仕入れた商品に対して、
自由に価格をつけることができる商品と、
それができない商品があります。
その違いだけです。
基本「ブランド物」は、
価格を自由につけることはできない。
「その他」は、できる。

実は、この「その他」の
レンタル価格の設定方法が衣裳店により様々です。
一定の根拠があるような?
無いような?
良い意味で面白さがあります。
よって、現場のブライダルスタイリストは
何が正しいのかわからずに
「正しい説明」が出来辛いのだと思います。
この答えは、
「明朗会計」
すべてをきちんと「正しく説明」すればいいだけです。
お客様も、
企業の利益が必要なことぐらいわかります。
ひとつたりとも誤魔化さず
「正しい説明」をお願いします。
それと、もうひとつ
ドレスに付随する小物
(ベール、アクセサリー、シューズ、
パニエ、グローブ、インナーなど)の
レンタル、販売、価格にもばらつきがあります。
無料で、すべてドレスに含まれる衣裳店もあります。
このあたりの仕組みが、
とてもバラバラなので消費者である、
お客様にはとても分かりづらいです。

A店と、B店を比べっこする時
特に困ってしまわれると思います。
どうにかならないのでしょうか?
全国すべての婚礼お衣裳店が、
「お客様ファースト」であってほしいです。
そして、競争するのは価格だけではなく、
根拠をもった適正価格と、
プロとしての心ある
「おもてなし」で差別化を図ってほしいです。
「先へ」向かわれている衣裳店には、
必ず携えていただきたい部分です。
儀式にかかわる存在として、
「在るべき姿」を応援します!
ブライダルスタイリストコーチ
チームラブ 木脇