ブライダル業界の中の格差社会
格差の原因が明確になる時期
婚礼業界は、
少子化云々でただでさえ低迷の中、
この度のコロナ騒動によりキャンセルが続いてます。
(騒動が事件化しないことを願います)
結婚式がなくなれば、それに付随する
各ブレーン企業も仕事がなくなります。
痛いどころじゃない。
この時期、春の婚礼が目前です。
写真結婚式は、
桜の開花を追いかけながらひと月は続く予定の商品。
写真結婚式の4割は桜で稼ぎます。
また、既に準備が進んでいる
ゴールデンウィークの婚礼は、
年間で売上の3分の一を占めるものです。
そして、秋の婚礼契約を確定させる時。
一年の後半の売上を作る時です。
衣裳店は、本来ならば、
卒業式の女袴の準備にてんやわんやな時。
そこに、ママスタイリストや、
ママプランナーの動きが止まりそうな事態。
業界には、痛すぎることだらけ。
そこをどう乗りきるか。
先へどう繋げるか。
勝負の時であり、
業界の中の様々な格差が明確になるのだと存じます。
業界のグレーな部分に、
危機感を持ちながらも、
まだまだ具体的な策に対して動いて無かった企業。
その策が変わりばえのしない策だった企業。
来年存続できますか?
もう限界!だと感じてください。
お客様へ、心豊かな感動を
お渡しできなければ先はない時代です。
モノを使ってつくる、
一過性の感動の時代は終わりです。
モノの使い方を変えましょう。
モノに命をふきこむ仕組み。
全員が、真意を打ち明けて実行する。
ここで、自分たちがやらなければと
危機感をマックスにして、
耐えて策を講じてください。
業界が、
華やかさだけを
もとめているのでは無いことを社会へ知らせてください。
業界の全ての企業が、
役割をもち、儀式文化を担っているはずです。
僭越ながら、書かずにはいられない状況です。
よろしくお願い申し上げます。
木脇孝子