こんにちは。
早速ですが、おやつ食べますか?
毎日、食べますか?
どのくらい、どの時間に食べますか?
職場で、食べますか?
二日に一度くらい、コンビニにて、
大きめの袋いっぱいになるほど、おやつを買っていたことがあります。
ポテトチップスは、必ずはいります。
チョコ系も必須です。
ひとつずつを、丁寧に包装している必要はありません。
あんこ系は、入りません。
時々、アイス系も必要です。
ゼリーやプリンは、人数分購入すると高いので、時々買うぜいたくなおやつになります。
お分かりいただけるように、たくさん買うので袋いっぱいになります。
職場(ドレスサロン)の、2軒先にあるコンビニにて購入していました。
スタッフが買いに行っていました。
あっ、わたしは、おやつ貯金がなくなったら、
購入するためのお金をだす人です。
ちなみに、おやつ貯金とは、
毎月ワンコイン500円を全員が自腹でだします。
まったく足りませんけど!(笑。
夕方の、5時~6時くらいのころ。
順番を決めて「コンビニいってきます♪」の合図で、
ウキウキしながら誰かが行ってました。
そのころの就業規則として、お昼の休憩が、60分。
夕方の休憩が、15分。仕事終わりの時間が、19時でした。
もちろん、19時からサービス残業はあたりまえの日々です。
なので、この夕方の休憩おやつタイムは、
晩ご飯までの小腹をみたすことにもなります。
ドレスサロンの仕事は
世間が思うよりも体力が必要です。
なので、スタッフは9割が女性ですがよーく食べます。
かなり食べます。
食が細いスタッフはいませんでした。
ダイエットも、言葉では言っていますが、誰もしていませんでした。
食欲旺盛じゃないと、体力がもちません。
よって、夕方の休憩でも、お菓子じゃ持たないスタッフは、
おにぎりやパンやカップ麺を食べていました。
もちろんお菓子は別腹なので、ぱくついていました。
サービス業なので
休憩中の電話応対はあたりまえです。
急なご来店への接客も含めて、2交代で、休憩をとりながら対応していました。
事務仕事のようにはいきませんから。
休憩時間を中断することは日常茶飯事です。
「モォッ!」と、言いながら、
お昼ご飯のカップ麺を半分残して、現場接客へ入る場合もあります。
ササっと歯磨きをして、メイク直しをして、
身なりを整えて、笑顔とファイルを小脇に抱えてフロアへ向かいます。
この職業には、笑顔が必須です!
それも、スペシャル笑顔が必要です。
スペシャル笑顔は、自分のモチベーションをあげることができます。
お客さまの、一生に一度の時を、
最高にするための仕事ですから、スペシャル笑顔でいることは当然です。
そのスペシャル笑顔の立役者が、おやつ(お菓子)です。
おやつをパクつく姿が、無邪気でとても幸せそうでした。
その時の、スタッフの笑顔をみていて、それに気がつきました。
おやつの力は偉大です!
先にもお伝えしたように、
ドレスサロンにおけるブライダルスタイリストの仕事は、
かなり体力勝負の仕事ですから、スタッフ(女性)にとって、おやつは必須なのだと知りました。
それが、わかってから自分のお給料から、
%を決めて毎月のおやつ代を出していました。
なぜ私がお金出すの?とか、イヤな気持ちになったことは全くありません。
これは、本当です。
だってですよ!
おやつの力で、スペシャル笑顔の練習ができたり、
休憩中のお客さま対応もいやがらずにできたりします。
急な接客のためにフロアへ向かう時、
たとえカップ麺が食べきれなくても、
呼びとめて、その口へ小さめのチョコをポンと入れてやるだけで、スタッフはニコニコになります。
私が、ガミガミ注意するよりも、
小さなチョコの方が数倍の威力があります。
見事に、スタッフの気持ちを切りかえて、生産性をあげてくれます。
スタッフのスペシャル笑顔がないと、
当時のわたしの目標値も、目的も達成できなかったと思います。
このちょっとした法則がわかってから、
あらゆる場面にて「おやつの力」を使いました。
もちろん、売上に関する生産性を上げる場面でも、おやつの力は偉大でした。
実は、もうひとつ偉大な力の持ち主もわかりました。
それは、「ケンタッキー」です。
これも、毎年の恒例として、年に一度の大きな大きな大イベントの際に使いました。
イベント終了後、めちゃボロボロのスタッフと共に、
会社の屋上にて夜空を見上げながら「ケンタッキー食べ放題!」やりました。
次の日が違いますよ!
イベントは、実施した次の日からが勝負です。
結び。
このころ分かったことがもう一つあります。
「スタッフは娘のようなもんだ」そーなんです。
実は、こんな風に感じていました。
失敗しても、遠慮なく怒鳴りつけてました。
怒りの感情ではなく、「モォッ!どーにかしてやらねば」という親心に似たきもち。
伝わっていたかどうかは未確認です。
よって、おやつを食べている姿はひたすらかわいかった。
では、では。
明日も会いましょう。