【ブライダル業界の皆さまへ】
道具とは、深い意味を持ってこそ、その能力を最大限に発揮できる!そのように思います。
ブライダルスタイリストが、接客時に使用する3つの道具とは?
◇ グローブ(綿白)
◇ メジャー(150㎝、200㎝)
◇ ウェットティッシュ(除菌)
どれも、接客時に使います。あたり前の物ばかりです。
◇ グローブは、衣裳が汚れないためです。
◇ メジャーは、サイズ(長さ、大きさ)を測るためです。
◇ ウェットティッシュは、手の汚れをふき取るためです。
実は、接客時に必要な道具は、まだまだあります。
そして、婚礼のサポートに入る時は、さらに道具が増えます。
沢山ある細やかな道具、どれもこれもお客様の安心のために備えます。
ひとつずつ、その拘りをお伝えします。
◇ 【グローブ】(綿白)
① お衣裳のコンデションを良好に保つため。(汚さないため)
自ずと知れたことですが、お衣裳(商品)はお客様のためにご準備しています。
その大切な御衣裳を、汚さないために使います。
それは、レンタルドレスであれ、販売ドレスであれ同じ事です。
接客時の手は、衣裳を扱うだけでなく、時に他のモノにも触れていきます。
例えば、ヘアーセット、事務作業などです。
この様に他のものに触れた時、手はいくらか汚れてしまいます。
よって、お衣裳を扱う時には、常にグローブを着けます。
綿素材としているのは、滑らないためです。
また、グローブを着ける行為は、接客時だけに限りません。お衣裳を扱う時には常に使います。
② 丁寧に扱うため。
衣裳を扱う時、グローブを着けていると、素手の時よりも手早くできない事があります。
自ずと、動作が、ゆっくりとなります。
お客様の、大切な商品を扱う時の動作は、ゆっくりであるべきです。
<こだわり> 無理に使わない!
これが、とっても大切なコトです。
グローブを、着けていることで、やりにくい操作がある時には、無理に使わない!
時間のロスに繋がるからです。
お客様のお時間を無駄に使ってしまいます。
そして、もたもたしてしまうと、お客様のお気持ちに不安がよぎります。
【メジャー】 (150㎝、200㎝)

ブライダルスタイリスト3つの道具
① 様々な、お衣裳、小物のサイズを測るため。
お衣裳や、ボディを測ります。
また、小物合せにて、ブーケの大きさ、アクセサリーの長さをご提案します。
そのバランスを「なんとなくこんな感じ」ではなく!「〇〇㎝です」と明確に伝えるために使います。
<こだわり> 明確な「バランス美」を伝える!
プロは、「なんとなく」とか「こんな感じ」という曖昧な表現にて、美しさをご提案することは無いです。
たった一人の方の為に、1センチ、1ミリにこだわります。
注)できれば、200㎝のメジャーもご用意ください。
ボディサイズを測る時、メジャーの長さが足りなくて、お客様に悲しい思いをさせないでほしいです。
【ウェットティッシュ】(除菌)
① 自分の「手の匂い」を取るため。
婚礼衣装の場合、お客様自ら、ドレスや着物を着る事はありません。
「お着せする」「お付けする」ようになります。
小物も、ひとつずつお付けします。
そんな時、意外と、お客様のお顔の近くを、接客者の手が通ります。
もちろん、身だしなみとして体臭も気をつけます。
<こだわり> 婚礼の特別感を大切にする。
接客者の身だしなみは、二重三重に気をつけてしかるべきです。
手を洗い、ウェットティッシュで拭き、グローブをする。
そんな、重ねた気遣いがあたりまえです。
仮に、いつも、いつも出来なくても、こだわりを持つことが大切な事であり、プロとしての第一歩になります。
ブライダルスタイリストコーチ TAKAKO
※ドレスサロン、お衣裳店によって、接客時の道具は異なります。
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