ブライダルスタイリスト感動秘話。ポケットつきのウエディングドレス。

= ドレスに・・・ ポッケット? =

 

長く、ブライダルスタイリストをしております。

 

そして、出会ったドレスは、何千着。   もしかしたら、何万着かも。

 

その中で、ポケットがついたドレスはたったの2着でした。
デザインなのか、実用性なのか?

使いかたを、スタッフと話し合ったことがありました。

 

 

その、1着のポケットつきのドレスを選ばれた、

花嫁さまの、担当をさせていただいた時がありました。

 

 

 

アイボリーサテンの、シンプルなAラインのドレス

ご試着の際には、その存在(ポケット)を伝えました。

 

 

そして、

その時、お母さまとの思い出を話し始められました。

 

 

「子供のころ、朝学校に行く前に、玄関で必ず母から言われた言葉があります」

「私が、いってきます!と言うと・・・」

 

 

母は、決まって

「待って!ハンカチとティッシュ、ポケットに入れた?!」

「わすれものない?!」    「いってらっしゃい!」

 

 

「毎日々、台所の奥から聞こえてきました(笑。」

 

 

その事を、

挙式の日に、ご両親に渡すお手紙にも書き綴り、最後に読まれたそうです。

 

そして、

 

読み終わると、

ドレスのポケットから、子供のころの、ハンカチとティッシュをだして、

感謝の言葉をつづけながら、そのハンカチで、お母さまの涙をぬぐったとのことでした。

 

 

挙式後、そんなやり取りのお手紙を下さいました。

 

 

「その時のハンカチは、まだ洗わずに大切にタンスにしまっています」

確か、そんなことも書かれていたように思います。

 

 

そのドレスは、

その頃には珍しく、とてもシンプルでしたから、

大人花嫁には、人気のウエディングドレスでした。

 

 

10~20回ぐらいは、お嫁に行ったと思います。

 

 

ですが、

こんなストーリーをお聴きしたのは一度だけでした。

 

 

創り手の、メッセージが形になった瞬間かもしれません。

 

 

感謝の思い出に、感謝です。

この職業を選び、続けてきて良かったと思える瞬間でした。

 

ブライダルスタイリストさん、どうぞお客様との想い出をたくさん増やしてください。

仕事のやりがいに繋がります!!!

 

 

ブライダル スタイリスト TAKAKO

長いブライダル人生のひとコマです。(^^♪

 





 
 
 
 
 
|2015年2月01日